クロノファン2022

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中世リーネ誘拐シナリオ

教会を拠点に人間に化ける魔術を使いこなす魔族たち。
ガルディア王家の従者には相当数の魔族が成りすましていた。
人から疑いを持たれないのは、人の記憶を読み取る魔法を開発したからである。

その夜、リーネ王妃は睡眠薬を飲まされていた。リーネの側近の従者はヤクラ配下だった。ヤクラは動けないリーネを抱えるとバルコニーにて正体を表す。大臣だった姿は3m級のゴキブリになり、リーネをくわえて城壁を這った。闇に紛れてリーネの誘拐が成功したのだ。

教会には寝台があり、その周りに魔法陣が描かれている。そこで複雑な呪文を唱え終えると、リーネの見た目、声色を真似られる魔法が使える様になる。
その魔法陣に重ねて描かれている魔法陣はリーネの記憶を引き出す為のものだった。

人間に成りすます魔族の存在はガルディア人ならば知っていた。魔族に騙されない為に人々は互いが人間である事を確認する為の合言葉を使っている。その合言葉を知るためリーネはまだ殺す事ができなかった。






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