クロノファン2022

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リーネ保護して現代に向かったら時空が不安定になって時の隙間に。

何者か判らない者(ハッシュ)から現代は今大変な事になっていて、その衝撃で時の力場が捻れて飛ばされたのだろうと。
元の世界に帰りたいというと映像を見せてくれる。化物が世界を滅亡させる映像で今帰れたとしても死ぬと言われる。

ルッカ「これって殆どの人が死んじゃうんじゃ…」

マール「そ、そんなパパとママが…」


この後どうなるのか聞くと、

 

少なくとも二週間は大気が放射能に汚染され、帰れないという。

なぜそんな事が分かるのかと聞くと2300年の世界でその歴史の記録を観てきたと言われる。


2300年へ案内して欲しいと言われるも

「すまんがワシは訳あってここから動けんのじゃ」

「どうして?」

「腰が悪くてのう」
 
「食事とかトイレとかどうしているの?」

なにせ生活の痕跡がそこになかった。

「実はワシ、いわゆる魂だけのような存在で実体がないんじゃ」

でも触れる

「ワシの事が見えたり触られるのは錯覚なんじゃよ。ワシの意識とそなたらの意識のみが干渉しあっている状態といえばいいのかの、そなたらの肉体は実際には時空間の中を迷子しながらあてもなく漂っている状態で、歩いたり喋れたりしているのではなく、全ては 精神世界で起きている現象なんじゃ。」

ルッカ「…」

「ちと説明するのが難しいんじゃが、ワシはラヴォスによって時空間の果てに追いやられた。でもそこでは生きることはできんかった。肉体を捨て時空間と一体化する魔法を使って意識体のみを空間に留めた。こんな芸当ができるのは多分、ワシのみじゃろうから、折角だからこの状況を有効に使おうかと。
もしワシと同じ様に時空間で迷子になる者が現れたら死ぬしかなくなるじゃろうから、案内サポートできるようにしようと試行錯誤した結果こんな感じに…」

ルッカ「…つまり貴方は【空間そのもの】で、【この空間からは出られない】でいいのね?それにしてもツッコミどころか多すぎて困るわね…。魔法についてもだけど、貴方は一体何者なの? ラヴォスに飛ばされたというけど、私達が辿ってたきたゲートとは何が違うの?」


「ワシは太古の人類でワシは魔法研究では名の知れた偉い人じゃった。当時の人々は魔法使うのが当たり前で、また地中深くに眠るラヴォスを神のように崇めていて、その神からエネルギーを奪って生活を安定させとった。エネルギーをもっと沢山取ろうとして、その神から怒りを買ってしもうてワシはゲートで飛ばされたんじゃ」

ルッカ「なんだかある意味…」

「そう…ある意味自業自得なんじゃ