クロノファン2022

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虹色の貝殻の謎 (クロノトリガー脚色)

BC16億2100万年。まだ陸地に動物が上がって来てない頃に飛来してきたラヴォス。そのラヴォスウイルスの影響で海洋生物が進化し、一部は陸上に上がりはじめた。
一部の海洋生物は知的魚類(人魚)に進化し、アンモナイトの一部が虹色に進化した。

BC15億6000にラヴォスが噴出。海洋生物は生き残るものの、陸地に上がった最初の生物は7割死滅し、その土地にラヴォスは子供を生んだ。

一億年かけて成体になったラヴォスは地殻に潜り栄養を蓄えていた。

更に6000万年年が経つ。その間に眠っていたラヴォス37体が子供を産むため、一斉に噴出し、地ならしを始めた。陸上の生物は完全に絶滅し、海は一時1割干上がった。

海洋生物は再び陸上に上がるように進化するものの、BC13億年に子孫を増やしたラヴォス1000体が出産の為に噴出すると、海は一時9割干上がり、海洋性物の多くが死滅した。
陸地に産まれたラヴォス3万体は1億年かけて再び出産の準備をしようと地上に出てきた。
しかし、それを邪魔する様に直径10kmを越えた巨大隕石が飛来した。地上のラヴォスは死に、地球が完全に凍りつく超氷河期が訪れた。
氷の世界に残るラヴォスだが、ラヴォスの内側に住んでいたラヴォスは無事だった。

BC12億年に凍った地球。地殻に残っていたラヴォスは寿命により死滅、または陸上に上がる力も残っていなかった。

地上で動けなくなったラヴォスも長い氷河期に耐えられず半分が低体温で死滅。もう半分は内側から這い出るも魔術を駆使できない種は死ぬしかなかった。

運良く魔術を駆使できたラヴォスはそれが習性なのか地球を離れ、宇宙の彼方へと飛んでいった。

超氷河期間に深海の底に避難していた人魚は絶滅の危機に瀕してしていた。人魚の中にはラヴォスのウイルスにて魔術に目覚めた種がいて、9割凍りつく海にでも適応することができた。
虹色のアンモナイトは絶滅していたが、その貝殻は人魚にとっての財産的価値が高く、遥か未来まで受け継がれた。



あとがき

10km隕石で陸上のラヴォスが死滅するとは思えない。地球の裏側にもいるだろうし、3万の成体内、殆どは隕石の直撃は免れるだろう。そうなると殆どのラヴォスは氷河期が寒いので地殻を掘って隠れる。隕石で出産を阻止し、ラヴォスが100万匹になるような世界は阻止できたとしてもラヴォスは地殻に存在してしまう世界は後々クロノ世界に繋がらなくなる。

ラヴォスは出産期が一度来たら、地殻の中で眠りにつき、そのままひっそりと寿命を終えるという設定にしとく。そうすればクロノ世界と矛盾はない。



ラヴォス3万体が、地ならしの為に一斉に天から降り注ぐものをやってしまうと、互いにダメージを受け合って絶滅しかねない気がする。行儀良く順番待ちしながら噴出するのはラヴォスらしくないから、地上で争いあって生き残った強いラヴォスのみだけが生き残る感じが良い。生き残った潜在的に強いラヴォスは大きなダメージを負ってしまい地殻で長い間休眠する羽目になる。それが古代のラヴォスとしてジールが目覚めさしてしまう。1999年に噴出するラヴォスもそれにして、恐竜人のいた原始時代に飛来してきたラヴォスとは別物だったという設定にする。