クロノファン2022

下書きを出来るだけ公開設定にする。検索で見つけやすい

現代風味のクロノトリガー)マール母不在の脱獄シナリオ。魔王城まで

 400年前に魔族は人の姿を変えられる魔法を開発していた。

大臣に成り済ましたヤクラはクロノ達が倒したがヤクラの子孫もまた大臣に成り済まして王宮に潜入していた。ヤクラの先祖の死を当時間近で見ていたコウモリ魔族らの言い伝えで、赤髪クロノの存在に気を付けろという伝承がヤクラ一族に残されていた。マールから時越えの話を聞いた大臣ヤクラは王女誘拐疑惑を利用し、この機会に乗じてクロノを殺すと共に、クロノに似せた魔族とクロノをすり替える計画を思いついた。


イムリミットは24時間。クロノは警察署にて使われなくなった取調室にて監禁されていた。このフロアの警察官は全て魔族が人間に成りすましている。
クロノは縛られ、魔法陣の中に置かれていた。容姿をコピーする魔の儀式は24時間後には終わり、クロノ食べられるだろう。クロノに成りすました魔族はクロノとして生活し、頃合いを見て、ジナにも同じを事をするだろう。

ルッカはクロノ逮捕の件に関して違和感覚えた。王族の勘違いにて事件化したとしても、クロノは自宅にエスコートしただけ。。傍から見てもクロノに逃亡する意思はないのは明白であり身柄を拘束するのは不当だった。マールと行動を共にした事情は聞かれるとしても、マールの証言が得られるのだから不起訴になるに決まっている。裁判すら行われず釈放されるのが当然で、当日中に帰ってくるものと思っていた。

ルッカは中世にて人に化ける魔族の存在を思い出していた。王族に化ける魔族もいた。王家そのものに不信感を抱いた。王家だけじゃない。もし司法や警察までが魔族に乗っ取られているとしたら、どんな不当な裁判だって正当化されかねない。

クロノが逮捕された警察署に出向いたルッカ。警察官らの顔をスマホで隠し撮りし、高解像度でズームアップした。中世の魔族は変身が完璧ではなかった。蛇の魔族が人間の成りすましている場合は目が爬虫類型の縦線目になっていた。受付にいる警察官は魔族ではなさそうだった。
トイレに入る警察官はどうだろうか?

その頃マールは邸宅に閉じ込められていた。門の外には出られない。セキュリティ、シークレットサービスの問題にて、王族のスケジュールは一ヶ月先まで管理されていた。クロノを助けに向かいたいけれど最短で一ヶ月も先。王族のしきたりが嫌で千年祭の祭事の隙を利用して護衛を振り切り家出の様な事をした為、マールへの監視の目は、これまでにない程に強いレベルになっていた。

マールが中世リーネの部屋で見つけた日誌には魔族と人間の戦争について書かれていた。だが現代には魔族なんて存在していない。誰も魔族なんてみたことなかった。中世はガルティアに似ている異世界だと思っていた。

もしかしたら世界は魔族の存在を隠しているかもしれないとルッカは言っていた。マールにとっては笑い話であり、もし本当にいるなら嬉しいとすら思っていた。つちのこや、ビックフット、ネッシーレプティリアン。超能力、現代科学をしのぐ古代の超文明宇。月間ムーが大好きなマールはクロノと帰路につくまでワクワクしたくらいだった。

マールにとって大臣は祖父の様な存在だった。公務以外でも優しくしてくれて信頼していた。けれど最近は仕事でい忙しいとかで全く相手にしてもらっていない。いっしょに食事を食べる事もなくなっていた。


テレビから緊急のニュースが流れた。

警察署から被疑者の一人が脱走したという。その場に居合わせた人々がスマホで動画を撮影していて、ニュースサイトに投稿された。ルッカが警察署を火の海にしていて、父タバンと力を合わせてクロノを脱走させる光景だった。

一体何がどうなってこうなったのか。クロノ達はどこに逃げるつもりなのだろう。監視カメラ社会において逃亡者なるのは大変な事になのに。マールは考えた。逃げきれる場所といえば400年前の世界かもしれないと。

邸宅の門が空き、、リムジンが入ってきた。後部座席には大臣。リムジンは広大な庭を抜け、邸宅の前で止まった。

大臣は玄関のチャイムを鳴らした。




マールの部屋がノックされる。

従者「マールディア様、大臣がこられました。」

一階では大臣お茶をすすっていた。

マールは階段を走った。大臣になぜこうなったのかの事情を求めた。

大臣にも何が起きたのか判らないという。「警察署で形式的な調べが終われば釈放されるのに、こんなことになるとは…」大臣は責任を感じている様子だった。

マールはルッカからゲートホルダーを預かっていた。ルッカは、もし時空間の中で落として無くしてしまったらゲートか閉じたま出られなくなるかもしれないといって、複数のゲートホルダーを作っていた。その一つを預かったままルッカに返すのを忘れていた。

マールは自分も千年祭のゲートに向かいたい。大臣に頼むと、責任を感じる素振りを見せる大臣は「付き添いますぞ」といい、共に400年前の世界へと向かった。大臣は世界を変えるつもりだった。もっと魔族が人間を支配できる世界にする為に。

中世のガルティアにはクロノの母ジナとルッカの母ララがいた。魔族に人質にされかねない事を危惧したルッカによりこの時代にて保護されていた。

ルッカとタバンはクロノを脱走させたら共にこの時代に逃げてくる筈だったが、未だに来ていなかった。

三人が心配していると、場内が騒がしくなった。ビネガー将軍率いる部隊がガルティアに向けて進行を開始したという報。最短で2日後にはゼナンの橋に到着する。ガルティアは報を聞いてすぐ先方部隊が派遣した。先方部隊は親や家族を魔族に殺され、生きる望みを失った者達で構成されていた。

メンバーの一人はカエルだった。カエルは時速200kmで走り、1時間程でガルディア中部の砂漠地帯に来ていた。近隣の街を守るために一人でビネガーの軍隊と戦っていた。カエルに倒された魔族は死ななかった。ビネガーが仲間に魔法をかけていた。死して尚戦える様になる魔法である。ビネガーはカエルに2000の死なない兵士をあてがうと、余った2000の兵士と共にガルディアに向かっていた。

未来から最果て、中世へ

クロノとルッカ、タバン、ロボが中世へ来たとき、ガルディアの守りは突破されかけていた。マールは現代では世間に隠していた超能力(オーラ)で負傷者の治療にあっていた。ジナとララはおにぎりを作り、戦場の兵士に差し入れをしていた。

戦況は最初こそビネガーが調子こいて敷かばね巨人を生み出していたが、ガルディアの大砲が火をふき、圧倒した。クロノ達も援護しつつ、魔力の尽きたビネガーは去っていった。

関連note







未来での話

クロノ達から未来や最果での、いきさつを教えてもらったマール。未来のコンピューターには歴史が記録されていて、そこには中世にて人間が魔族に負けて植民地化するという歴史が記録されていた。確認の為に現代に戻ると、いつの間にかマールやクロノが生まれない世界にすり変わっていたという。

その未来にしても千年祭が終了する頃にはラヴォスが世界を滅ぼしてしまうという。魔族の問題を解決して元の現代を取り戻せたとしても、今から30日後には現代はラヴォスによって荒廃してしまうらしい。

いろんな情報がいっきに入り消化しきれないマール。そこへカエルが戦場から帰還した。カエルは「グランドリオンさえあれば…」と呟いた。

未来のデータベースではグランドリオンの詳細が記載されていた。魔の力を立ち切る作用があり、ビネガーの操る死なない屍兵士も一撃で倒せるという。

関連note




グランドリオンにはボッシュの名前が記載されていた。ボッシュの名前には見覚えがあった。千年祭にて出会っている。しかし、現代ではクロノ達は存在しない事になっていて、ボッシュに出会わなかった世界になっていた。しかしマールはボッシュから名刺を受け取っていた。元の世界のボッシュは骨董マニアで趣味で刀を作っていた。名刺と同じ住所にいけば会えるかもしれない。

グランドリオン


ボッシュはグランドリオンを直すにはドリストーンが必要だという。クロノ達は原始時代からそれを持ち帰り直してもらった。

関連none 原始時代の項目













カエルは魔界へ通ずる道を塞ぐ岩(通称魔岩)をぶったぎった。魔的に硬度が高められた丈夫な岩だが、その作用をグランドリオンが打ち消した。魔界に攻め込む為にガルディア軍も終結していた。

グランドリオンが人間の手に再び渡った光景は監視魔族のコウモリに見られていた。、事は魔界でも注目され、戦闘員の魔族が待ち伏せしていた。ガルディア軍が突入した瞬間、兵士達が自らを攻撃し始めた。仲間同士で斬り合いを始めた。





カエル
「人の心を操作する能力。将軍マヨネーの仕業だ。
 心を操るといっても完璧な能力ではない。
 一度に操れる数には限度があるし、術に抵抗し抗う事も可能である。」

マヨネー
「いや~ん、カエルちゃんったら、私のこと
ご存知なのね〜うふ〜ん」


カエル
「マヨネーはああみえて男だ。油断するなよ。)

クロノ達は既に操られていた。抵抗するので精一杯で動けなかった。

カエルはマヨネーの術のターゲットにならない様に早いスピードで動き回っている。


マヨネー
「どんなに早く動き回っても、近付かないと何もできやしないわ。ワタシはここから誰一人通さない。」

カエルは
「だが魔力が、続かないだろう。1000人もの兵士の心、つなぎ留めておくなど何時までもできないはず」

「残念ね〜カエルちゃん!」

カエルの動きが止まり、勢い良く倒れた。

カエルの心もマヨネーに取られた。


「呪印とか魔法陣って知らないの? あ、一応、そんななりでも人間だもんね…しかたないよね」

マヨネーは高らかに笑いながら講義を始めた。


「私達みたいな高位の魔族は、魔法陣や呪印を描いて、足りない魔力を補給するのよね。まあ難点なのが描いた図形から出たらその効力を失うことだけど。
だからカエルちゃんみたいに、いくら早く動きまわって私の狙いから逃れようとしても、私はそれを上回る魔力で狙いを補強して、捕まえちゃうの。
すごいでしょう、魔族って!
うふふふふw」  

マヨネーが喋り終わると奥から魔王軍の兵たちが現れた。

「さあ、今がチャンスよ! 全軍一気に人間を叩け!!」

その瞬間マヨネーが吹っ飛んだ。

ロボは機械。マヨネーの術を全く受付けなかった。
ロボパンチが決まり、マヨネーは魔法陣の外に出た。瞬間、操られていたガルディア軍が自由になった。
マヨネーは一体何が起きたか分からなかった。
「え? 何? 何か起こったの?」
「私魔法陣から出ちゃってる!?」
「これじゃあ、無理ーー!

マヨネーは乙女の叫び声をあげながら、空を飛んで逃げていった。
「まあ、いいわ。城の中に魔法陣は一杯書いてあるし、そこで迎え撃つとしましょー」


ガルディア軍は魔界へ突入し
クロノとカエル達その流れに続いた。

目指すは魔王城。そこに至るまで道には様々な罠が仕掛けてられていた。迷いの森、底なしの沼、そこで迎え撃つ魔族達。

魔族らは人間とは異なり重火器の装備が乏しかった。身体能力では人間より遥かに優れた魔族だったが飛び道具を駆使する人間相手には勝ち目の薄い戦いだった。

城内は兵士と魔王軍で入り乱れていたがガルディア側に有利に働いていた。
順調に城を制圧していくガルディア。
しかし、将軍ソイソーは兵士1000人をあっという間に戦闘不能な状態にした。
人間を遥かに超えたスピードで繰り出すパンチに兵士達は一撃でノックアウトした。


そのパンチをカエルが受けた。

ソイソー
「ほう、お主は魔族か? どうして人間側についている。

カエル
「私はこう見えて人間だ。

ソイソー
「ほう、では魔王様がカエルにしたというのはおぬしのことか。

カエル
「そのようだ。お陰で手に入れた力もある

カエルはグランドリオンをソイソーに向けた。

ソイソー
「聖剣グランドリオン…。面白い! 久々に剣を持つ気になれそうぞ」

ソイソーは腰から剣を抜くと
カエルとソイソーが目にも止まらない速さで動く

勝負は終わった。ソイソーが崩れ落ちた。

カエルは先に進んだ。


弱ってるがトドメがさされてないソイソー。まだ戦える様子で、クロノ達の前に立ち塞がった。

ルッカ
「どうする? 火炎放射で焼いとく?」  

ルッカがスイッチを入れるも、ソイソーはあっさり避けた。

ソイソーはクロノに一瞬で近寄り刀を見ると
「ほう、うぬも剣士か…ならば」

ソイソーのパンチがクロノに飛んだ。
クロノは刀で受け止めた。
カエルとの戦いでソイソーが消耗していたから受け止められた様なものだった。
素手と刀の勝負、有利なのは刀のはずだが、ソイソーの素手は圧倒的に上回っている。

ロボが攻撃するも当たらず、ルッカとマールが魔法を使うも魔族の超身体能力ゆえかダメージが入らない。

しかしマールはアイスを唱え続けた。
未来のデータベースから、魔族は氷河期に耐えた種族として寒さに強い傾向があるという。しかし体温を下げ続ければ、動きはある程度鈍るかもしれない。
熱ではなく冷一択で、ソイソーの体温奪う一点に集中して三人は冷魔法を浴びせた。


関連note クロノらは全属性を覚えていたシナリオ







ルッカ
「ロボは先に向かって!」

ソイソーの動きが鈍ったのを確認したルッカはロボを先に行かせた。
マヨネーがカエルの動きを奪う危険性を考慮してロボを先行させた


クロノ達は皆でアイスを唱え、ソイソーの動きを人間並みに鈍らせたところで、火炎放射を浴びせた。

ソイソーのタフネスは高かった。。火炎放射に抗いながら、剣を手に取ってクロノに攻撃を仕掛ける。

人間並みに動きを遅くできても体力的に差が有りすぎるなら、勝てそうにない。

素直にカエルに元に向かい掩護をして貰う方が安全だと感じたクロノ達はソイソーを置いて先へ進んだ。


カエルがまたマヨネーと対峙し、またもや操られている所に出くわしたロボは、もう一度、ロボパンチをマヨネーを食らわした。

魔法陣からマヨネーは放り出された。

「何? あの鉄の生き物は? もしかして操れないの? こんな経験、魔王様以外、はじめて♥」

マヨネーはロボを追いかけた。

「まって〜♥
 試させて〜
 なんで、逃げるの〜♪」

ロボはマヨネーから身の危険を感じてて逃げた。
二人は城内で鬼ごっこを始めた。




ビネガーはソイソーとカエルの戦いを見物していた。一撃で消耗したソイソーを見てグランドリオンのパワーに恐怖して逃るべきか考えあぐねていた。。カチカチ氷になる技ならどんな攻撃も耐えられる自信があったが、動けなくなるデメリット(逃げ遅れるリスク)があった。ビネガーが宙を浮き天井に張り付いていた。魔族にも人間にも見つからない様に隠れていた。




カエルは先へと進み魔王と対峙していた。


魔王
「ほう、あのときのカエルが、何をしにきた?」
 
カエル
「サイラスの仇をとりに、あのときのグランドリオンで!

魔王
「そうか、、そんなに死に急ぎたいならちょうどいい。ラヴォスへの生け贄になって貰おうではないか!」

 

瞬間、カエルは飛び交った。
突如魔王の前に背丈はあろう鎌が現れカエルの剣を弾いた。


魔王は右手に書物を持ち左手で印を結びながらラヴォスの召喚呪文を唱えていた。

魔王は、その場を動くこともなく、鎌がカエルの攻撃と戦っている。
 
鎌とカエル、実力は拮抗している用だったが、カエルの攻撃が押し始めた。

魔王「グランドリオンか…敵から魔のチカラを削っるというが…しかし、その程度のものか…


カエルが強烈な一撃を加え、鎌が弾き飛ぶ。

魔王を守っていた盾でもあった鎌が手元を離れ、すかさず魔王を斬り込んだ。


魔王はカエルの斬撃をよけながら魔道書を読みつつ呪文を唱えている。

カエルの攻撃はカスれはすれど一向に一撃が当たらたない。





その隙に魔王の釜が再び盾として働き、魔王を守っていた。


数分戦っていると、ガルディア軍が魔王の回りを取り囲んだ。そこへクロノ、ルッカ、マールが合流した。包囲された魔王




魔王は書物を閉じ、準備が終わった事を告げた。

瞬間、地面に巨大な呪印が広がり、クロノ達の体の自由が奪われた。




 

自由の奪われ具合は地面程強く、上半身より下半身の方がより動かせなかった。その場にいる魔王以外が地面に膝まずいていた。ラヴォスに生命エネルギー捧げる魔術だった。


魔王は宙に浮いていて、その魔術の影響を受けなかった。

カエルはベロを伸ばして魔王引っ張りこもうとしたが、鎌がオートてを魔王守り弾かれた。ガルディアの重火器も魔法も通らなかった。




関連note カエルにされたいきさつ




轟音と地響きの波動が下から上につき上げた
魔族と人間、皆、恐怖で鳥肌がたった。ラヴォスが地のそこから蠢いている気配が伝わってくる。


ロボ「これはいけない!ラヴォスエネルギーが増大しています』

 

魔王「ついに来たかラヴォス! これで私の悲願が…

 

ロボ「観測データが数値の限界を振り切っています。こののままでは、私達どころか、世界そのものが破壊し尽くされ…いや、このエネルギーはタイムゲート? ゲートが私達を飲み込もうとして…」

巨大なゲートは魔王城を丸ごと飲み込む大きさで広がる。魔王城の一階から上は全て飲み込まれた


原始時代 ラヴォス


ー原始時代ー

ラヴォスゲートに巻き込まれたクロノ達は原始時代のゲートに飛ばされて、崖下に転落した。
巻き込まれたガルディア軍は時の迷子者として最果てに。ハッシュの協力にて中世のトレース山中のゲートに送られた。


関連note 原始の項目