クロノファン2022

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ルッカは大臣に追われて車の中に逃げ込んだ(未来人が助けを求めにルッカにコンタクト))

しかし幻覚をみたのか大臣はいない。しかし大臣はバックミラーに写っている。もう一度目を凝らすと大臣の幻覚は消えた。

ルッカが目覚めると車の中にいた。連日の転送装置の調整や実験に向けての会場を想定としたスピーチの練習。ゲート先から帰ってきた後は、記者会見への対応と事故調査委員会への報告、数日まともに寝ていなかったルッカは、委員会が手配した送迎車の中で寝てしまっていた。自宅に到着した頃、大臣の悪夢にうなされて目覚めた。

この国の大臣にあまり良い印象が無かったとはいえ、大臣が自分を襲う夢を見る程に不信感を持っていたことにルッカ自信も驚いた。思えば中世の教会にて監禁されていた大臣に良く似た大臣だった。大臣に変身するヤクラを倒せずに逃げられてしまった事から、不安になっていたのだろう。ヤクラの異常な強さは生命体の次元を超越していた。ヤクラがゲートを越えて現代についてくるのではないかとすら思った。ヤクラの寿命がどの程度か判らなかったのもあり、400年経った現代でも生きているのではないかとすら思っていた。

しかし現代には魔族なんていない。歴史にその痕跡すらないのだ。ゲートの先は400年前のガルディアっぽい異世界だとは思うが、マールが消失した件もある。もし歴史が地続きであり、魔族が存在するのであれば、魔族が存在する歴史は隠蔽されている事になる。現代に帰還して直ぐ、真っ先に政府関係者に呼び出された。記者会見に対して言ってはいならない秘密保持契約を結ばされた。ゲート先の情報については【国民の混乱を招くのを避ける為に一切の情報は公にてはならない。】というものだった。今にしても思えば、政府の対応には疑問だらけだった。クロノとマールが消失して帰って来るまで5時間程だった。通常、お役所仕事は遅いのが常であり、ゲートが発生してから僅か5時間で対応するというは早すぎて不自然でもあった。政府はゲートの存在を最初から知っていて対応マニュアルを作っていたかのよう。400年前は魔族がいるのが当たり前の世界だったが、それを歴史の痕跡にも残らない様にできるとすれば、大きな力を持っている国家や政府しかできないだろう。しかし魔族のいた歴史を消したとして何のメリットがあるのだろう。ヤクラの様な化け物が死ぬとも思えなかった。現代でもヤクラは生きていて、それを政府が隠しているとしたら…

ルッカは委員会の送迎で自宅に到着したが、大事な事を忘れていた。千年祭会場に自家用車を置いてきぼりにしていた。あとで取りに行くのも面倒なので、会場へ向かって欲しいと運転手にお願いした。

転送装置の前には未だにマスコミと野次馬がうようよしていた。委員会により事故防止の対策の為かゲート【空間の揺らぎ】はコンクリートの壁で囲まれていた。今後、委員会の許可なくゲートに入る事はできない。異世界への介入にせよ、歴史への介入にせよ、好ましくないのだと委員会と相談して決めた事とはいえ、もうあの世界に行けないのだと思うと少し寂しかった。


自家用車のワゴンに乗り込んだ頃、スマホが鳴った。着信相手はクロノだが、電話の声の 主は聞き覚えない男だった。男はクロノとその家族を監禁していて、ゲートホルダーを渡せという。ゲート前は封鎖してある。今さらゲートホルダーを渡した所で意味はない。そう説明すると、男は他にもゲートは存在すると言った。

ガルディアの森に似たようなゲート(空間の揺らぎ)があり、男はそのゲートの中に入りたいという。

人質を取られて従うしかないルッカだったが、一緒にゲートに入る事を条件に交渉した。ゲート先でゲートホルダーが故障すれば戻れなくなり、修理する者が必要になる。そう言って説得した。男はルッカが裏切らない様にクロノを人質として共に動向させるのを条件に加え、三人は未来へ繋がるゲートへと入った。


男は未来の世界を見るなり、ショックを受けた。男は未来の世界でゲートを監視、研究をしている国連の関係者だった。タイムトラベルは国連協定により、やっていけない決まりであったが、ラヴォスの様な世界滅亡事案が起きた際は緊急事態として過去に戻って歴史を変える事が容認されていた。男は過去を変える為のメンバーの一人として仲間と共にやってきた。そして現代の政府に非常事態を説明した。

未来においてラヴォスが世界を滅ぼした原因は世界に暗躍している魔族がラヴォスエネルギーを使用している事が原因とされていた。

暗躍する魔族を滅ぼせばラヴォスは眠ったままであるという見解の元、現代にタイムトラベルしたものの、何者かの襲撃にあい、仲間は殺され、ゲートを開閉する装置も奪われてしまった。敵が何者かは判らなかったが現代の政府は犯人の行方を追っているから任せる様に言っていた。魔族の撲滅の進捗情報も教えてくれていた。しかし、昨日、千年祭ゲートが生まれ、ゲートホルダーの存在が公になった。

魔族が撲滅された未来を確認する為にもゲートホルダーが必要だった。ゲートホルダーの提供を政府に求めたが、政府は断固として拒否をした。それだけでなく、政府に交渉した途端に、何者かが男の命を狙ってきた。政府は何かを隠しているのかもしれない。正面から政府と交渉するのは危険だと感じた男はルッカにゲートホルダーを貸して貰える様に直接交渉しようと思ったが、ルッカが政府に監視されている可能性を考慮して時間のかかる交渉はできないと考えた。、早急にゲートホルダーを手に入れる為、やむなくクロノを人質にとった。


男は1000年先の世界からやってきた。ラヴォスが世界を滅ぼした半年後に魔族撲滅の任務を受けて現代へやってきていた。男は現代で一年生活し、未来に戻ればそこは1001年先の世界だと思っていた。しかし、1300年後の世界になっていた。世界はラヴォスの影響で荒廃していて、人類は絶滅していた。

男は魔族撲滅以外にも、ラヴォスを破壊できる兵器を造るように政府に進言していた。しかし、未来に残された衛星画像の映像には人類がラヴォスと戦う光景等なく、まるで対策が成されていなかった。

関連ノート、マザーの陰謀

https://note.com/msyaan/n/n8d17deaec6f6







展開A

男の容姿は20歳前後だが実際の年齢は500歳だった。男は再生医療の技術でその様な年齢になっていた。

展開B

男は現代から5年後の未来の世界からやってきた。ラヴォスは今から三年後に世界を滅ぼしてしまう。あと三年の間に魔族を滅ぼすのが男の急務になっていた。







魔族



あとがき
それもそのはず、マザーブレインが裏で手を引いていたを


あと三年の間に魔族を滅ぼすのが男の急務になっていた。


Bではなく、ラヴォスを直接撃つことはできないのかと、ルッカは疑問に思った。
もしくは、中世の世界に人類逃げるとな



世界を救う救世主として、代々、

300年前にラヴォスは世界を滅ぼした、


再生技術が進んでいて、ラヴォスが世界を滅亡


中世のゲートを使い、過去の文明を底上げすることで魔族を一層

1300年後の未来から現代にラヴォスが噴火する空間の揺らぎを研究していた。


男は未来の世界を見るなり、感嘆した。

犯人はボッシュで過去に帰ろうとした?
未来にてらヴォスゲートに呑み込まれてて、過去にきた? 未来がどうなったか気になった? 正体は国連軍のパイロット?


、この時のルッカは知るよしもなかった。

委員会の用意

、自分が気づいていないというだけで、存在するのかもしれない。しかし


ルッカ自身、マールが消える瞬間を目撃した訳ではないので、


マールが保護されたのは街の中であり、
し、マール本人も消えた自覚はなく、むしろ側にいたクロノが突然消えた事に困惑した記憶ば

結局マールも街中でうろうろしてただけだった。記憶

寿命がどれくらいで尽きるのかは判らないが、もし400年

自宅に帰るなり、気絶する様に眠った。

事故調査委員会の聴取を受けて、送迎されていた最中


ルッカは布団から目が覚めた。嫌な夢を見た。

テレビのチャンネルとつけると、クロノが画面にデカデカと映っていた。ゲート中に落ちた被害者としてマスコミの格好のネタになっているのだろうと思いきや、昨夜、クロノが王族の邸宅に爆弾を持ち込み逮捕されたという報道だった。警察は王政に不満を持った若者がテロを

マールディア王女を

江戸時代にサウナで熱せられた炭粉が売っていて、それを買う