クロノファン2022

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🔷魔界突入編🔷魔族と人間は言語が通じない設定 ラストはハッピーエンド!?(クロノトリガー

魔界には人の心を操るマヨネーがいた。マヨネ一は一度に操れる数に限りがあり、仲間同士でフォローしあえば問題ないのだとガルディアは考えていた。


魔界との国境(魔岩窟)に総勢1000のガルディア兵が集まる。
カエルは魔岩窟を破壊し、グランドリオンの性能に改めて驚く。魔的に硬度が高められた丈夫な岩だが、その作用をグランドリオンが打ち消した。

グランドリオンが人間界に渡る光景は監視魔族のコウモリに見られていた。、事は魔界でも注目され、魔族が待ち伏せしていた。そして魔岩窟を破壊した瞬間、兵士達が仲間同士で斬り合いを始めた。マヨネーによる仕業だった。


カエルは高速で動いた。マヨネーの瞳に囚われなければ安全であり、マヨーの視角から外れれば問題なかった。

マヨネーの洗脳技は一度に操れる数には限度があり、術に抵抗し抗う事も可能だった。しかしクロノ達含めガルディア兵の全員が動きを封じられた。高速に動いていたカエルさえも封じられた。

マヨネーはしめしめと思っていた。マヨネーは足元に存在する魔法陣から大地からネルギーを集める。その魔法陣の上にいると魔力が供給され、心を奪う数に限度が無かった。視界に見える者の全てを一瞬で戦闘不能にし、尚且つ戦闘要因の駒にできた。

マヨネーは高らかに笑っていた。全ての敵の心を奪ったマヨネー。勝利確信し、安堵していると、コントロールできていない敵が一人いる事に気付いた。

ロボの存在。機械であったロボはマヨネーの技を受けず、マヨネーに突進していく。

マヨネーは何かの間違いだと思った。意識をロボに集中し、何度もトライする。しかし、そうしている間にロボのぶん殴りが決まり、マヨネーは魔法陣から飛ばされた。

マヨネーはパニックしていた。術が打ち破られるのは想定外であり、万に一つもない事。あり得るとしたら同族の魔族が裏切って人間界に加担しているか、魔王様みたいな術のカリスマな存在が人間界にもいるという意味になる。


しかしその事を考る余裕はなかったマヨネー。心を取り戻したカエルからの攻撃が飛んでくる。グランドリオンに当たれば致命傷は免れない。しかもカエルの速度は時速200kmにて一瞬で勝敗が決まってしまう。

マヨネーは乙女の叫びをあげながら、光の中に消えた。魔王が与えた戦場から離脱する為のテレポート魔法である。そのテレポートは魔王城と繋がる場所限定魔法であり、瞬時に魔王城へ移動したマヨネーだった。マヨネーの腕にはその魔法が使える様になる魔法陣が記されている。


【地面に書き込む魔法陣、及び、魔法陣を身体に刻み込めば魔法が使えない者でも魔力さえあれば、あらゆる魔法が使える様になる仕組み】がある。この技術は魔王が開発した訳ではない。古代の先人達が地球全体に施した術の影響から魔法陣が機能しているに過ぎない。古代では魔力を持っていても魔法が使えない人々も多く、その者達の為に魔法陣は開発された。魔王は古代ジールにてその仕組みを学んでいて、ラヴォスを目覚めさせる特殊な魔術の開発も基本はその魔法陣研究に費やされていた。
魔法陣は忘れられた文明技術でもあり、賢者のボッシュですら未知なる領域が多かった。ボッシュが解読可能だったのは、マヨネーが使った魔法陣はマヨネー以外には使えない暗号認証が掛かっている事くらいだった。

マヨネーが魔王から伝授された魔法陣は大地(ラヴォス)からエネルギーを集めるものであった。ラヴォスエネルギーを得る魔法陣は古代人の先人らにとって禁忌とされ、開発者は封印を施していた。しかし数十万年という時間の中で封印が解けてしまい、それを魔王は発見し利用した。


魔法陣技術について、魔王が魔族に与えた知識はほんの少しだけだった。特に身体強化に関するものは教えなかった。魔王にとっては雑魚の魔族達だったが、束になって謀反を起こされる心配があり、教える技術は戦闘方面では役に立たない魔法ばかりだった。




🔷

海底洞窟を抜けると東京の面積程の大陸と繋がり、魔界の地となる。魔族の人口は6万。ガルディア人口の50分の1にも満たない。文化レベルは人間より500年程遅れていいて、地方都市が7つあり、中心の魔王都市に人口の一割、魔王城には100の高位の戦闘員か配置されている。


ガルディアにとって想定外の強さだったマヨネー。ロボのお陰できりぬけたとはいえ、ガルディア領で戦うマヨネーと本拠地魔界で戦うマヨネーは異質の強さ。その強敵マヨネー種族がどこに何人潜んでいるか判らない為、ガルディアは慎重に進軍した。

西暦1600年中世ヨーロッパのガルディア。この時代は火縄銃が普及した時代であり、、兵士達は皆銃を構えて前進していた。そんな中おいてカエルは銃を使わず剣を構える。


カエルという生物は身長の50倍を跳べる生き物であった。カエル人間として、二足歩行につき、跳躍力は半減するものの、弾丸の様な速さで跳べるカエルは銃要らずの存在だった。

クロノ達は、そんなカエルをサポートする存在として側にいた。クロノ達は最果にて授かった力にて魔族の魔力気配を感知できる様になっていた。ゲリラ戦は、魔族が潜む位置を知る事が重要であり、その情報をカエルに教える役目を担っている。

樹木が兵士達の視界を遮ぎる。魔界は森に囲まれた自然豊かな場所であり、どこに魔族が潜むか分からない。クロノ達による協力にて、ガルディア兵の損害はほぼなく、前進する事ができる。


高速にて動き、一人で真っ先に王都に向かいたいカエルだが、マヨネー族が何処に潜伏しているか分からない。敵の位置が分かるまで皆の動く速度に合わせる。


とはいえ、想定より魔族は少なかった。カエルにグランドリオンが渡って魔岩窟が破壊された瞬間、魔界全土の魔族たちはその異変に気付いた。魔力で生み出した岩を破壊できるのは魔力を打ち消す力のあるグランドリオンだけだった。魔王は魔力であらゆる身体能力を高められ、グランドリオンは弱点でもあるが、それでもカエルにもグランドリオンにも驚異は感じず、興味は無かった。魔王がわざわざグランドリオンを破壊したのはグランドリオンからラヴォスの気配を感じたからだった


再びグランドリオンが復活したのであれば、グランドリオンが弱点になる魔族は戦いに加わりたくなかった。魔力を意識的、あるいは無意識に使って身体強化に利用していた種族は魔力を打ち消すグランドリオンの存在を恐れていた。魔岩窟が突破されたとの報を受けるなり、我先にと魔界から逃げ出した。

権力者は船で逃げ、権力のない魔族は空を飛んだり泳いだり、穴を掘ったりして逃げた。

クロノ達が地方都市に足を踏み入れる頃には大半の魔族が街から居なくなっていた。

マヨネーの一族もカエルとグランドリオンのダブルセットに恐れを成して逃げ出していた。魔王から特別な魔法陣を伝授されていた将軍マヨネー、その一人だけは逃げずに待機していた。

マヨネーは魔王城の上から街を見下ろしていた。城に近付く者を片っ端から洗脳するつもりなのだろう。


マヨネー一族は厄介な敵である。出会った瞬間、先制攻撃で仕留めないと倒せない。

現代から持ってきたチートなアイテム双眼鏡。マヨネーの視界の遥か遠くからその位置を確認する。マヨネーの背後、マヨネーの死角からカエルは近付く。しかしその周囲をコウモリが偵察していた。カエルの位置を超音波にて、マヨネーの側にいる仲間のコウモリに飛ばす。魔王はコウモリ含め異種族同士がテレパシーにてコミュニケーションができる様に魔法陣を付与していた。マヨネーにはカエルの位置が判る様テレパシーの報告がくる。

マヨネーはカエルの存在に気付き、向きを変えた。

マヨネーの射程からはギリギリ外れている。

カエルは再び視角に向かうがマヨネーもそれに合わせて方向を変えた。

時間だけが過ぎていく。コウモリの存在に気付いたカエルだったが、コウモリは上空50mにいて、カエルのジャンプではギリギリ届かなかった。

ルッカは快音波装置の設定をいじり、コウモリの周波数に合わせ、妨害音波を放ち、コウモリの偵察が麻痺する。

マヨネーは敵の位置が把握できなくなり、パニックしていた。色々な想定外が重なってきて、怒りを露にした。

そしてマヨネーの死角からカエルはジャンプした。マヨネーは振り返る間もなく、倒された。

しかし今倒したマヨネーは偽物だった。マヨネーの姿に変身した別の魔族であり、、それを囮にしてマヨネーは城内に逃げていた。


カエルは偽マヨネーを仕留めると再びクロノ達の元に戻り足並みを揃えて魔王城に進行した。マヨネーの様な能力者を警戒し、攻撃の合間の隙(その場に立ち止まる行為)を見せるのは極力避けた。クロノ達は複数マヨネーがいるかもしれない前提で動いた。


ガルディアを出発してから魔界までは馬で半日かかるが、その間もずっとマヨネーに警戒しつづけていた。中央都市に到達するまで更に半日以上かかっていて、兵士たちは疲労を溜め込んでいた。


クロノ達はじりじりと確実に城に到着した。
ガルディア軍の疲労はピークしていたが、死ぬ気で城へと突っ込んだ。

城内は兵士と魔王軍で入り乱れていたがガルディア側に有利に働いていた。
順調に城を制圧していくガルディア。
しかし、将軍ソイソーは兵士の全てをあっという間に戦闘不能な状態にした。
人間を遥かに超えたスピードで繰り出すパンチに兵士達は一撃でノックアウトした。
そのパンチをカエルが受けた


カエルのグランドリオンをソイソーは興味深く見た。


ソイソーは腰から剣を抜く
カエルとソイソーが目にも止まらない速さで動く。

ソイソーは拘りの強い性格だった。マヨネーと共に連携すれば最強であるかもしれないのに、一対一の戦い方を求めてしまう。

ソイソーは日本の剣豪らの魂をベースに生まれた特殊魔族(これも自然現象)であり、武士道精神に準ずる性格をしていた。実力の高さと性格の良さから将軍の地位が認められ、魔王からはフレイムボマーという火属性の魔法を授けられた。しかし、武士道精神を重んじるソイソーは魔法に頼るのは卑怯者の様に感じていて使う事は無かった。


ソイソーとカエル、実力は拮抗していた。ソイソーが油断しなければカエルの勝ち目は無かったかもしれない。ソイソーはグランドリオンの強さをうけてみたかった。人間が使う武器は剣であれ銃であれ、ソイソーにたいしたダメージを与えられなかった。グランドリオンの噂しか知らなかったソイソーは一太刀受けてみたかった。


ソイソーは崩れ落ちた。ソイソーがダメージを受けたのは魔王以来の経験であり、ソイソーにとっては衝撃的な出来事であった。ソイソーはグランドリオンを生み出した人間に敬意を持ちつつ、戦闘を再開した。ソイソーは傷を背負っての戦いであり、じわじわ削られていく。

動きが鈍くなったソイソー。ソイソーは敗北宣言をし、刀を置いた。

カエルはソイソーの戦い方に感銘を受けていた。とどめを刺す気がしなくなり、先に進みはじめた。

弱っているがトドメがさされてないソイソー。まだ戦える様子である。クロノ達が先に進もうとすると目の前に立ち塞がった。

ソイソーはクロノに一瞬で近寄りクロノの持つ刀を見ると同士を見つけた様に喜んだ。

ソイソーのパンチがクロノに飛んだ。
クロノは刀で受け止めた。


カエルとの戦いでソイソーが消耗していたから受け止められた様なものだった。
素手と刀の勝負、有利なのは刀のはずだが、ソイソーの素手は圧倒的に上回っている。

ルッカとマールが魔法を使うも魔族の超身体能力ゆえ、避けられダメージが入らない。

しかしマールはアイスを放ち続けた。


未来のデータベースから、魔族は氷河期に耐えた種族として寒さに強い傾向があるという情報があった。。しかし体温を下げ続ければ、動きはある程度鈍るかもしれない。
熱ではなく冷一択で、ソイソーの体温奪う一点に集中して三人は冷魔法を浴びせた。

関連note クロノらは全属性を覚えていたシナリオ





ソイソーの動きが鈍ったのを確認したクロノだが、攻撃を加えるのは躊躇った。ソイソーは誰も殺していなかった。倒れた兵士達は気絶しているだけで死んではいない。クロノの刀はボッシュが作ったものであり、その刀で攻撃すればソイソーは死ぬかもしれない。魔族の中にも良い人間がいる事は現代で助けてくれた魔族にて知っていたクロノ達はソイソーにとどめを刺すの辞めて、先に進んだ、



マヨネーに操られているカエル。そこに出くわしたロボは、もう一度、ロボパンチをマヨネーを食らわした。しかしマヨネーは避けた。ロボの攻撃は遅かった。マヨネーの様な高位の魔族は身体能力が高く、魔法陣の中にいながらロボの攻撃を避け続けた。


「もしかして操れないの? こんな経験、はじめて♥」

マヨネーは反撃しなかった。

マヨネーは心の取れないロボのたくましさに惹かれた。

マヨネーはロボを抱き締めるとロボと共に光の中に消えた。

マヨネーは部屋にロボを連れ込んだ。

「まって〜♥
 試させて〜
 なんで、逃げるの〜♪」

ロボはマヨネーから身の危険を感じてて逃げた。
二人は城内で鬼ごっこを始めた。

🔷

カエルは先へと進み魔王と対峙していた。


突如魔王の前に背丈はあろう鎌が現れカエルの剣を弾いた。


魔王はラヴォスの召喚呪文(魔法陣にてラヴォスエネルギーを大量に集めて目覚め起こす+集めたエネルギーを自分のエネルギーととする)を唱えていた。

魔王は、その場を動くこともなく、鎌がカエルの攻撃と戦っている。
 
鎌の攻撃にカエルは押されていた。

魔王
「グランドリオンか…敵から魔のチカラを削っていくといういうが…しかし、その程度のものか…

カエルが強烈な一撃を加え、鎌が弾き飛ぶ。

魔王を守っていた盾でもあった鎌が手元を離れ、すかさずカエルは魔王を斬り込んだ。



魔王はカエルの斬撃をよけながら呪文を唱えている


カエルの攻撃はカスれはすれど一撃が当たらない。

その隙に魔王の鎌が盾として働き、魔王を守っていた。


数分戦っていると、クロノ、ルッカ、マールが合流した。 

ルッカ
「あれ…なんか、私達場違い?もしかして空気読めてない?


(人間が3人? しかも、なぜ王妃のリーネがここに?)カエルはともかく、人間がこの場に来れるのは予想外だった魔王。興味を覚え、テレパシーを使い人間達の感情を読み始めた。


ルッカ
「これが魔王? ねえ、あんたラヴォスなんか呼び出して何がしたいの? あんなもの世界をぶっ壊す厄災だよ!」


ルッカが見てきた未来の姿が魔王にテレパシーで届く。

ラヴォスを知っているのか? 教えてくれ、ラヴォスの何を知っている?)

魔王は念力でルッカを抱き寄せると、身体に魔法陣を刻み込み。テレパシーで会話を始めた。

カエルはルッカを盾にされたと思い、攻撃ができなくなつなっていた。

ルッカボッシュから古代ジールがラヴォスにより滅亡した話を聞いたのでそれを伝えた。ボッシュが別の時代に飛ばされた事実、ボッシュは今の場内にてガルディア軍の救援活動の最中であるという事実が伝わる。

時を越えて冒険してきた話、、しかし古代に戻る方法はまだ見つかっていない。

魔王は古代に戻れる方法があるかを期待していた。

ルッカは冒険の果てにいずれ行けるだろうと答えた。

魔王は自身を冒険の仲間に加える様に求めた。自身もボッシュと同じ古代人であり、ラヴォスにより不本意にこの時代に飛ばされたのだと伝えた。

ルッカは口頭でカエルに伝えるものの、カエルは納得できなかった。サイラスを殺された恨みを晴らしたかった。

ルッカはカエルをいさめつつ、しばし魔王と相談した。原始時代からタイムカプセルの様なものを残して、魔王が子供の頃にメッセージを届ける事ができるかどうかを聞いた。歴史を極力変えずに、サイラスを生かす方法があるのかと聞いた。

要するに魔王がサイラスを焼き殺す振りをして救助するシナリオを作る事が可能かどうかだった。

魔術を駆使すればサイラスを殺した様に見せかける事は可能であった。、カエルが魔王城に来るまでサイラスをどこかに隠し続ければ、今この瞬間にサイラスと出会える世界に作り替える事が可能である。

カエルは魔王の提案にのり、サイラスを魔王城の地下にて救助した。

魔王は古代の時代も同じようなやり方で変えられるのだと確信し、原始時代へ行くと歴史を大幅修正するべく行動した。

以下、会話が通じる設定の魔王城突入

























現代から未来に行くゲートはあるなら、原始時代を探せば、古代へ行ける可能性はありそうで、
















この時代、黒死病が流行り1/3のヨーロッパ人が死んだとされていた。だが実際は黒死病なんて存在しなかった。現代は人間に成り済ました魔族らが陰ながら人を支配(植民地)にしていた。効率良く人間という餌を増やす為、皮肉にも人間が暮らしやすいやすい社会が実現されていた。魔族が存在した歴史も隠蔽され、未来にて情報端末にアクセスするまではその事実に





しかしマヨネーは魔王への信頼が厚く、利便性の高い魔法陣を伝授されていた。




マヨネーは魔王から信頼を得た数少ない


クロノ達もガルディア




以下不要

↑の展開について、魔族と人間に言語の壁があり会話が成り立たない展開を書いてみる