クロノファン2022

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色々な意味で長い戦い。ヤクラに軍隊が駆けつける

とある家の庭でセンスのいい服を発見したルッカ。 庭では防具になりそうなヘルメットと防弾ベスト的な物も発見し、拝借した。そこはルッカの先祖の庭であった。


~教会~

教会前にてクロノと合流したルッカ。これ見よがしに刀を街中で携帯していると通報されるリスクが有りそうなので柄に収め、リュックに縦にして入れている。

入口には誰もいない。扉は開いていて、外の光が室内に入り込んでいる。ステンドグラス越しに色彩が床に跳ねる。

盗賊に恐怖しながら教会の様子を確認する二人。もし教会を盗賊が占拠しているならば通報すれば良いのだろうが、見たところ教会は普通に運営されている様子。

シスター達がマリア像に向かって祈りを捧げている。

教会というよりは大聖堂であり、パイプオルガンがとてもよく目立つ。

ゆっくりと入場するルッカ。盗賊に襲われる気配があるならそのまま踵を返して逃げる気持ち、外にいる通行人に助けを求めるつもりだった。

シスターに熱心に祈りを捧げている様子で二人に気付く素振りはない。
大聖堂の中を歩いている頃、ちょうど日が登り、ステンドグラスに照らされ光るものを発見する。

王家の紋章の入った髪飾りを拾ったクロノ達。

王妃の物だとすれば、やはりここに王妃が囚われているのだろう。それを拾った自分達がこのまま返して貰えるか不安が募る。このまま何食わぬ顔で外に出て髪飾りの証拠を持って通報しようと思っていた二人だったが、魔族が扮するシスター4人は異変に気付いて二人を囲んだ。


○ミアンヌとクロノ達が戦う展開

シスターは二人がリーネ誘拐に気付いたと思い、口封じしようとする。
シスターの一人が魔術を唱えると、全ての出入り口の扉と鍵が締まる。

4人は笑顔でクロノ達に近付いてくる。教会のシスターに擬態していたミアンヌ達は右手の変身のみを解除した。

クロノとルッカの首筋に鋭い爪を当て、耳元で小さく『騒いだらコロス』と脅した。

その場で殺さないのは血しぶきで服や床が汚れる事、つまり掃除への手間への配慮である。大声を出されて教会の外にいる市民に気付かれて通報されるリスクへの配慮だった。


異常に大きな手、鋭い爪。クロノ達は何が起きているのか訳が判らなかった。
その正体が魔族だとは知らなかった二人にとって化物じみた手を見ても脅きはすれども現実感はなく、冗談かと思い軽く振り払った。

すぐさま首にめり込んでくる爪。トルース山で目撃したエイリアン(魔族ジャリー)の件もあり、得たいの知れない存在が現実に存在する事を実感する二人

ミアンヌの一人がオルガンを鳴らして、からくり扉が開く。
この先に連れていかれると尋問、及び拷問が待っている。クロノの達の身辺情報を調査され、魔族が擬態するのに価値がある者かどうかが判断される。価値があれば成り済ます為の情報を引き出し続ける為に生かされるるものの無ければ殺処分(食糧に)される。


人質が二人もいる。一人が抵抗しようものなら見せしめに躊躇なく殺されるかもしれないと考えるルッカルッカはリュックに付けていた防犯ブザーを鳴らして敵を驚かせている間に逃げるべきか、それともエアガンを素早く取り出して攻撃してみるべきかを思案する。だがリュックの重量が10kg程あり、背負ったまま逃げるのは困難であると判断した。

 

ルッカは防犯ブザーで敵を怯ませ、その隙にエアガンで威嚇しつつ、クロノに抜刀の準備をさせた。

戦闘体制に入ったクロノ達の行動に合わせるようにミアンヌ4体も擬態を解除し、戦闘体制に。
逃げ道を封鎖するようにミアンヌの一体は出入り口にて待機していた。

ミアンヌは上半身が人型、下半身は蛇にて下半身の部分は2mあった。いわゆる下半身大蛇であり、その半身を這いずって動く為、移動速度は人間よりも遅い。

しかしミアンヌは下半身をとぐろ状にしネ状運動をすれば1m飛べる。バネを貯める間に大きな隙があるものの一旦飛べばその瞬間の最高時速は40km程あり、鋭い爪と牙を合わせると脅威になる


ミアンヌの身体能力は低級の魔族であるが、スパイとして人間界の言葉を学習できる優秀な頭脳がある。擬態の魔術を習得し、教会のシスターに成り済ます演技力、そこに価値を見出だされ、上級魔族のヤクラに雇われていた。


クロノが刀を振り回し、遠目からルッカがエアガンで攻撃する。
真剣を持つのが初めてだったクロノ。生物に向けて刃を向けるのも初めてだったクロノは積極的に攻撃するというよりルッカと自分の命を守る為に威嚇している状態だった。

ミアンヌに囲まれている状態で時間が過ぎていく。

ルッカの鳴らしたブザー音を聞き付けて、奥の部屋から魔族が10体出てくる。弓を持った魔族らが取り囲み、クロノ達に武器を下ろすように要求した。
だが武器を捨てて問題が解決できるものでもなかった。
武器を捨てられないでいると、鎧を来た魔族が特攻し、クロノを殴り飛ばし気絶する。

ルッカは足元にエアガンを置いて降伏。サイレンの鳴るブザーが破壊され、奥の部屋へ連れていかれる。

魔族達が倒れたクロノを運び、扉を背にした瞬間、隙が生まれた。


○カエル視点

王宮は妃の捜索を継続すると共に逃げた男の行方も追いかけている最中だという。

報告を受けたカエルは兵営から飛び出し、民家の屋根にジャンプし、屋根から屋根へと跳び移りながら男を探した。

犯人の特徴は異国風の容姿でかつ、赤髪であり、目立つ様相をしていた。カエルは直ぐにそれらしき犯人を発見した。捕えて尋問にかけるより、尾行して妃の居場所を探るのが得策だと判断した。

男は民家から服を盗み、上から着て人混みに紛れた。その後、謎の黒いもの(無線機)に語りかける。奇妙な姿についてカエルは疑問視していると、男はその後、人目を避ける様にしながら路地裏を抜け教会の方角へと向かった。

男は女と合流し、話し込んでいる様子だった。話し終わると教会内に入った。カエルは姿勢を低くして忍び込み、教会の壁づたいを登った。

その時、二人が王妃の髪飾りを拾うが、カエルはその瞬間までは見ていなかった。
しばらく観察していると、二人が魔族側ではないと分かり、攻撃のチャンスを伺っていた。


普通のアマガエルは体長の10倍を飛べる。人サイズのカエルであれば一回のジャンプで10m以上を飛べ、その際に推定される最高瞬間時速は400km相当に達する。

このカエルは純粋なカエルではなくカエル人間であり、その跳躍力は半減するものの日々のトレーニングにて強化されていた事もあって高速で動けた。

背後を狙われた魔族達。ターゲットが斬されたことを自覚するまでには次のターゲットが既に斬られている。乱戦の状態でもあり、どこから攻撃されているのかも判断しにくい。おぼろげに緑の物体が飛び交っているよう認識できるが、その正体を判別する頃には敵の半数以上が倒れていた。

油断していた魔族側でもあるが、スピードで圧倒的に有利だったカエル。
弓を構える魔族にとって狙いが定まらず、鎧を来た魔族は露出部を直接斬れられる。

魔族にとってカエルは天敵だった。魔王の呪いによる副作用から上位魔族に匹敵する力を得てしまったカエル。しかし人知を越えたその力には副作用もあった。人間としての寿命とカエルとしての寿命が合わさり、短い時間しか生きられない。
実年齢は二十歳の若者でありながらも、肉体の年齢は40歳のオジサンとなっていた。

カエルの一人無双で次々と魔族が倒れていく。奥の部屋にいるリーネが人質にされるもリーネに害が及ぶよりも早く制圧するカエル。

○その間クロノ達は圧倒的戦場を見てあたふた。もう、どうしていいか判らず、教会の外に避難し、人々に中でカエルの化物が化物と戦っている事等をありのままに伝えた。

人々はカエルの事を勇者サイラスの生まれ変わりだと比喩した。サイラスは魔王討伐に向かったまま戦死したが、その代わりになるかのようにカエルが現れたという。魔族のような容姿に人々は恐れおののいたが、王家がカエルに対して数々の功績を称えていた事もあり、また人々のピンチにも駆けつけたりするので、あっという間に愛されカエルとなったそう。出身は南部の砂漠地帯を越えたパレポリ市であるが、カエルになってからは森の住みかにしているという。

カエルの噂話は尽きない。カエルはガルディア言語を話し、発見当初は騎士の鎧を所持していた為、その正体は実は戦死したサイラスであり、魔王の呪いでカエルにされたのだと。しかしら本人はそれを認めなかった為、魔界から亡命してきた魔族説等も広まっていた。

 

○魔族がリーネを誘拐したのは失敗だったといえる。

大臣への成り済ましが成功し、魔族による政治的影響力を得ただけで十分だったのに、調子をこいて力のない王家へにまで手を広げてしまった。

親玉ヤクラの自己顕示欲ともいえるが部下の魔族にとってはリーネなんてどうでも良く、ただ生きてここを逃げるのが重要事項だった。

助かる保証もない人質作戦よりも鳥に変身し外へ逃げる方が確実である。親玉のヤクラも緊急時には鳥になって逃げるよう部下達に命令をしていた。

その鳥となった部下が王宮にいた大臣(ヤクラ)にカエルの侵入を報告した。
計画を壊された怒り、せめてカエルを仕留めておきたいヤクラは教会へ向かい、大聖堂にて待ち伏せていた。(ヤクラも鳥となって教会へ向かった)


ヤクラはゴキブリ科目の生物としてカエルよりも早く動け、表皮も鎧のように硬い。
カエルが時速200kmで動けるとすればヤクラは時速500kmで動ける。その為ヤクラはカエルに負ける気はせず、大聖堂を縦横無尽に走り回ってカエルに突撃した。

激しい闘いであり、捕らわれた人々は奥の部屋から出られないでいた。

 

幸い大聖堂の奥部屋の入り口は細間っており、ヤクラは人間に変身しないと入れなかった。

人間に変身している間はステータスが極端に弱くなる仕組みがあった。それに気付いたカエルは奥部屋にてヤクラを待ち伏せする戦略を選んだ。

持久戦はヤクラにとって困る。 大臣に成り済まして王家と議会に潜入していたヤクラは新型兵器が配備される光景を目撃していた。ガルディアは魔族との戦争に備えて、より実用性の高いフリントロック式の銃(実用性の高い火縄銃)をフランスから輸入していた。 世界各国の魔族らはその銃の影響により領地を失いつつあり、ヤクラが属する魔界もその対応に迫られていた。

カエルとの戦いを続けていればいずれ新型銃を持った軍隊がかけつけてくる。そうなったらもヤクラにも勝敗はどうなるかわからなかった。 ヤクラは軍隊が到着する前に決着をつけたかった。

体内からドリル状のもの生み出して発射できるヤクラは奥の部屋に向けて発射した。ヤクラのドリルは避ける事ができない。 ヤクラの背から生み出されたドリルは空間を縦横無尽に動きつつターゲットを追尾できる。ヤクラはこのドリルを無意識に操れる。

その仕組みだが、ヤクラは触れた相手のDNAを覚え、その遺伝子にあるミトコンドリアが特有に発するエネルギーを感知して敵の居場所を知る。

直進するドリルが進行方向を変えられるのはミサイルが方向転換する仕組みに似ている。ミサイルの様に独立したエンジンや燃料機関の構造を持ち、遠隔で方向操作する仕組みをヤクラは細胞レベルで生み出している。

ヤクラの背中から5つのドリルが生み出された。カエルはヤクラのドリルを剣で全て弾いた。 限度がないのかの様にマシンガンのごとく、次々とドリルがカエルに襲いかかかる。

ヤクラのドリル生成力はとてつもなく高かった。まるで無尽蔵に尽きる事なく生成されるドリルのエネルギー。、実はその元は地中に眠るラヴォスからであり、ヤクラはラヴォスから無意識にエネルギーを調達している生き物だった。

カエルは観念して広間に出た。再びヤクラとの近接戦闘に。

ヤクラはラヴォスからエネルギーを得ている特殊生にて1000年生きられる長寿の生物だった。自身を傷付ける兵器は未だかつてグランドリオンしか見たことなかった。グランドリオンでなければヤクラは致命的なダメージを受けない。

カエルの剣はヤクラの固さに歯こぼれしていた。外に出て、誰かに武器を求めた。。
クロノが持っていた刀を渡した。
現代から持ってきたその刀はボッシュが魔力を込めて作った特殊な刀であり、ヤクラの高い防御力にも効果が絶大だった。グランドリオン程ではないものの、確実にダメージが蓄積される。


カエルもヤクラも戦い疲れた頃、銃を持った軍隊が到着した。

そっくりに化ける魔法は既に完成していた。化けたい人間の髪の毛(新鮮な遺伝子)を採取し、決められた魔方陣の上に置き、決められたコードに沿って呪文を唱えるだけでいい。王族や従者らの髪の毛は集め終わり魔法化には成功していた。これにより魔力の高い者はいつでも王族や従者に見た目から声色までそっくりに変身できる。アジトは教会以外にまた作ればいいし、ほとぼりが冷めた頃、再び議会に魔族を送り込めばいい。長い目でみればガルディアの支配は事実上魔族側の勝利である。


ヤクラはカエルとの勝負を諦め逃げていった。

 

 

 

 



元々は魔族に見間違われ、王家の鎧を盗んだ罪にて追われた身であったが、人々のピンチ

 


※既に教会は血にまみれ、カエルが出口を開けていて、民間人に通報を頼んでいると思っている


※コウモリの教会前、定時巡回はカエルの速さにて見落としてしまった。
※ヤクラが森の上を走っていたら、目立つことないか?


※コウモリは眼が弱い。空間を把握する地からにたけている。
※鳥は脳が小さい。

 


リーネと知り合いだけが知る本人確認の合言葉を聞き出すのは簡単だと思われていた。大臣のように容易に吐き出すと思われていたが、

※擬態についてカエルに事前知識がない場合はどうなる?

 


人質をとったり、いたぶ

を殺そうが殺さま

○魔法で自白させる。

 

 


○リーネじゃなく、議員の娘とかで良くないか?

 


無事に保護されたリーネ。

その間クロノ達はどうしていいか判らず、外に避難し、応援を呼ぶために走っていた。

カエルの脅威は魔族にとって重大案件でもあり、大臣ヤクラへ報告が届く。教会の周囲を巡回していたコウモリの報告にて王宮にいたヤクラは森で変身を解除した。

ヤクラはゴキブリのような速度で森の上を駆けて教会に到着する。

ヤクラはゴキブリ科目の生物としてカエルよりも早く動け、表皮も鎧のように硬く防御力が高かった。
その為ヤクラはカエルに負ける気はせず、
返り討ちにするつもりだった。
教会に到着したヤクラに対してクロノ達が救助の要請に向かった件に関してコウモリから報告が届く。伝達コウモリとヤクラが行き違いになったりはしない。コウモリとヤクラには魔術が施されていて遠距離テレパシー交信が可能だった。
直ぐにクロノ達を見つけたヤクラはクロノらをパクリンチャバットエンド

○コウモリに化けて逃げ出す魔族
夜行性だからダメ?
鳥に化けて逃げだす。

 

 

 


縦横無尽に走り回ってカエルに突撃するヤクラ。

激しい闘いであり、普通の人間であるクロノとルッカは巻き込まれないよう教会の奥へと避難するが、奥部屋に待機中の魔族がいた。
魔族捕えられたリーネとシスターがいて、人質として利用される。

 

カエルが軍に応援を呼ばなかったので今なら制圧できると考えての判断だった。

 

 

だが、助かりたい魔族はリーネを人質にするより、リーネに変身して難を逃れようとしていた。
魔族の悲鳴を聞いて緊急事態を察知してリーネに変身していた魔族だったが、リーネ本人かを確認する為の合言葉をまだリーネ本人から聞き出していなかった。合言葉を確認する一瞬の隙をついてカエルに攻撃を加えようとする。

リーネの合言葉はそもそも設定されていない。リーネは近くにいる魔族の気配や各個人の気配を感知する能力があり、リーネの本人確認は必要ではなかった。

 


リーネには特別な能力(魔族の気配を感知する能力)があり、王家に魔族が潜入するにはリーネを排除する必要があった。

 

 

○ブザーはバットルート。敵を隠密で制圧しないとリーネが人質にされる。
それを避けてもカエルが侵入した事をコウモリが報告に向かっているので、ヤクラがいきなりやってくる。


○リーネが殺されてしまう。
マール放置帰還。


○捕らわれた者達でリーネ守る


○リーネには魔法の素質があり、魔族の気配を感知する能力

 

 

応援を呼びに向かったクロノ達とは入れ違いの状況、ヤクラが教会に到着した頃、

 

 


幸い大聖堂の奥部屋の入り口は細間っており、ヤクラは人間に変身しないと入れなかった。

 

 

 

 

 

 


もし盗賊がシスターに扮しているとすれば

 

 

髪飾りをもって通報

行方不明

 

 

※マールが消失しなければマールが魔族の気配を探知できる、
マー
ル盗賊判らなかったルッカ