アレンジクロノトリガー3話
21世紀の千年祭
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西暦1600年代のカエルメインな話
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あらすじ
中世からマールを救出して現代へと戻ったクロノ達。マールとクロノがゲートに入ったのが朝9時30分頃で、ルッカがゲートに入ったのは11時頃、クロノ達が現代へと戻ったのは昼の2時頃だった。昼食を抜いていたので空腹だった。
千年祭実行委員会は突如発生した危険かつ異常なゲートに非常線を張り、警察当局と連携してルッカのブースを立ち入り禁止区域にしていた。ルッカのファン(オタク)達は遠目からルッカのブースを眺めていた。
マスコミはゲートがどんな世界に通じているのかを知るべく、ルッカの帰りを待っていた。合わせて記者会見のステージが用意されていてクロノ達には帰還後直ぐに説明責任が課せられていた。
だがその責任はクロノ達が現代に戻る頃には状況が代わっている。千年祭関係者も警察もブースから追いやられていて、ゲートとその周辺はガルディア軍の監督下に置かれていた。
物々しい雰囲気の中でクロノ達は軍人に包囲されていた。
軍人が警戒していたのはゲートの中から敵が出てくる事だった。敵というのはゲートの中からクロノ達とは異なる存在(人類に驚異をもたらす敵、細菌やウイルス含め)が侵入してきた場合の対処として
クロノ達は徹底的に洗浄されることになる。三人はそれぞれ別室にて2週間の隔離がされ便まで分析させる。その間、3人はモニター越しにて調査官にゲートの先で見聞きした事をヒアリングされる。
3人が答えた内容は
1.ゲートの先が400年前のガルディアであるかもしれない事。
2.人々が『魔族』と呼んでいる生物が人間に驚異をもたしていた事。
3.リーネを救出した事で消えたマールが戻って来た事
これに対する政府の見解は
1.消失したマールの一件はマール自身に消えていた間の記憶が無かった事と、現代にはマールとは別に本物のマールディア王女がいるという事で、二人が王女と同一人物である可能性を否定される。
2.魔族の存在については中世においても現代においても、歴史上その様な生き物はいないとされ、クロノ達が見てきたゲートの先は歴史的に繋がりのない異世界(パラレルワールド)とされる。
3.無用な混乱を避ける為にゲートの先で見聞きした事柄は一切公表しない様にと誓約書にサインをさせられる。(サインしないと隔離部屋から出させて貰えない)
テレビ画面では千年祭の公務に出席しているマールディア王女が映る。
マールは混乱していた。元々家出するつもりで逃げてきたとはいえ、自分とそっくりな誰かが王女を務め、誰もそれを疑問に思わない状況だった。
マールは行く宛もなく、ルッカの自宅へとついてきた。
マールは1人では状況を抱えきれなくなり、王女であった事をクロノ達に告げた。
ルッカいわく、人間に成り済ませる魔族に王家が乗っ取られている可能性。
調査をしようとステルスドローンのラジコンで王家に調査をかける
一方、ヤクラはルッカを尾行させていたコウモリ魔族から話を聞き、ルッカを利用して過去の世界へ向かい、魔族が絶滅する歴史を変えようとする。
ヤクラの歴史認識だと、人間は魔族を滅ぼした後、魔族に関する文献も燃やし、魔族が存在した歴史そのものを隠蔽した。人間に成り済ませる一部の魔族は人間社会に溶け込みひっそりと生きていた。
ヤクラがルッカを脅すべく近付く。ボッシュの作った刀が反応する。ルッカいわく、この刀の存在が興味深く、ボッシュにコンタクトをとろうと思っていた。ちなみに付着していた魔族の遺伝子を分析する為にと国がしばらく預っていた。
その刀が反応し、近くに魔族がいるとして、クロノ達は警戒態勢に。
コウモリの報告(コウモリが携帯していた小型カメラにて撮影された映像)では先祖のヤクラにもダメージが通るという普通ではない刀だったが、構わずヤクラはクロノ達の前に現れる
魔族としての姿を表して脅してくる。『先祖の強さを見ただろう。』と
通報しようとしてもコウモリ達に電話回線は切られ、スマホも取られてしまう。自宅の警備ロボ破壊されている。
クロノとマールは人質に。ルッカはヤクラを過去に連れていく事になり、千年祭へ向う準備を
その時、南米のユカタン半島で大地震が起こり、ラヴォスが降臨。その絶大な魔力を感知したヤクラは恐怖でパニックを起こす。ヤクラは、あたふたと、直ぐにゲートへ向かう様に促してくる。
ラヴォスはミサイルを飛ばしはじめる。
世界中の崩壊がはじまり、南のパレポリが消滅し、訳が判らないままルッカ達はゲートに入る。
ラヴォスの攻撃でゲートが不安定になり、過去ではなく、未来に飛ばされる。現代の様子をみようとしてもゲートは不安定で開かない。